先日とある大学で講演会を聞きました。

教授「安全文化が大事とか、日本の企業は抽象的すぎる」

教授「結果、「現場力」という言葉で現場に責任を押し付けている」

教授「事故が起こったときに経営の責任まで原因を遡ってない」

教授「現場でトラブルがあるということは、管理に問題がある。管理に問題があるということは経営に責任がある」

教授「そのために経営がキチンと管理の仕組みを作らないといけない」

教授「日本の企業はそれができてない」


~~~~~そのあとの別の会社の企業の講演(同じ講演会)で~~~~~~~~~~~~~

会社「こんなトラブルがおきました」

会社「トラブルの解析をしました」

会社「結果、設備を改造した際に、エンジニアがこのリスクについて気づかなかったことが原因です」


なんでエンジニアが気づけなかったのか?

そのような状態で設備改造が承認されたのか?

エンジニア任せになっていないのか?

リスクアセスメントの手順不備があるのではないのか?

承認者に不備はなかったのか?

マネジメントに問題があるんじゃないの?

ということまで深堀出来ないから日本の企業では事故がなくならないのでしょうね。